夫が不倫をしたという事実だけを見れば、すべての責任は夫にあると思われがちですが、本当にそうでしょうか?
浮気に走ってしまう夫側に意見を聞くと、そもそも浮気に走ってしまった原因は、妻の家庭内での態度、失言、暴言によって家庭外に癒しを求めるようになっていったという声も聞かれます。
不倫は離婚をする十分な理由となるほどの裏切り行為ですが、妻のほうに、まったく落ち度がないのかと言えば必ずしもそうとは限らないもの。時には、妻の何気ない言動が夫を不倫に走らせてしまっていた、ということもあるのです。
夫を不倫に走らせてしまう、妻の言動・行動について考えてみましょう。
自分のストレスを夫に浴びせる行為

育児や家事のストレスがたまり、夫の何気ない行動が気に食わないと感じることもあるでしょう。ですが「少しくらいは家事、手伝ってよ」などと顔を合わせるたびに文句を言っていては、夫はやがて家にいること自体が苦痛になってしまいます。
夫も会社で仕事をしていれば業務や人間関係によるストレスが少なからずあるはずです。帰ってきても妻からストレスを与えられるとなれば家庭以外の場所に癒しを求めても仕方がないと言えるかもしれません。
子供を優先させすぎるあまり夫に雑な態度

女性は子供ができると、夫よりも子供を優先する傾向にあります。もちろんある程度は仕方ないことと言えますが、子供を優先するあまり、夫の存在をないがしろにする言動では、夫との夫婦関係が壊れていきます。
たとえば「子供のために出費はガマンして」といった発言が続けば、夫は『自分は何のために頑張っているのだろう』と思ってしまうはず。たまには夫の苦労をねぎらい、感謝の言葉を伝えることが夫の不倫防止になるかもしれません。
細かく行動を監視、束縛するような言動

「今日は何時に帰るの?」「どこへ出かけるの?」「仕事は何時まで?」。このように必要以上に夫の行動や日程を監視するような質問ばかりされると、夫は愛情を感じるのを通り越して、うっとおしいと感じるようになるでしょう。
夫が浮気に走る理由は、妻への愛の欠落や居心地の悪さだったりもします。どうしても尋ねざるを得ないシチュエーションを覗いては、ある程度は、夫に自由な時間の使い方をさせてあげるのも夫婦円満の秘訣です。
浮気を詮索するような会話ばかり

結婚をして夫婦とはいえ、夫と妻は男と女の間柄です。背中を向ければ追いかけたくなりますし、正面を向いて自分に熱心になられると距離を置きたくなるものです。「今日はどこ行ってたの?」「誰と過ごしてたの?」「洋服に髪の毛ついてたけど、変なことしてないよね?」と浮気を詮索するような苦言は、1度や2度、くぎを刺す程度なら適切ですが、あまり執拗にくどくどと尋ね続けるのは逆効果です。妻に感づかれていることに気づいた夫は、ビビって浮気を止めるタイプならまだしも、妻に嫌悪感を感じて距離をおこうとするかもしれません。
本当に浮気をしているのなら、浮気の証拠をつかみ、徹底的に話し合うこと。もしも浮気の疑いがある程度なのなら、怪しむ言動で揺さぶりをかけたりするのは極力控えて、違ったアプローチを考えましょう。
夫の誘いを拒否する言動

男性と女性ではセックスに対する考え方に違いがあります。夫がセックスを要求しているにも関わらず「今日は気分じゃない」と拒み続けていると、夫は存在そのものを拒絶されているように感じてしまいます。
離婚をする夫婦がセックスレスを原因として挙げていることも珍しくありません。毎回誘いに乗る必要はありませんが、たまには夫の気持ちを汲んであげるのも妻として必要な優しさだと言えるのではないでしょうか。
まとめ
夫が浮気に走ってしまうのは、もちろん、夫が女癖が悪いケースがほとんどですが、そもそも、夫婦関係が壊れたことが根本原因のケースもあります。夫婦関係が壊れるのは、様々な理由が考えられますが、妻が夫に対し、優しさや配慮が足りていないという場合もあるということを認識しておきましょう。
改めて自分の夫に対する言葉遣いや優しさについて考え直してみると夫婦関係がもっとうまくいくかもしれません。
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